Google口コミの投稿と引き換えに、割引やプレゼントを提供する行為は禁止されています。
「星5を指定しなければよい」という扱いでもありません。
店頭POPやクーポン施策を始める前に、何が禁止対象なのかを確認しましょう。
この記事では、Google公式ポリシーに沿って、具体的なNG例と特典に頼らない代替策を整理します。
Google口コミの投稿と引き換えに、割引・プレゼント・無料サービスなどの特典を提供することは禁止されています。
星5を条件にしなくても対象です。特典を付けず、評価や内容を誘導せずに実体験に基づく口コミをお願いすることは認められています。
Google口コミの特典は禁止|判断の軸は「投稿の見返り」
Googleは、口コミの投稿や、否定的な口コミの修正・削除と引き換えに、金銭・割引・無料の商品やサービスなどを提供する行為を禁止しています。
高評価かどうかではなく、特典が投稿の対価になっているかが重要です。

口コミ投稿と特典を交換しない
割引・景品・追加サービスを投稿の見返りにしていないか。
低評価の書き換えや削除に特典を付けていないか。
星5の指定や、満足した人だけへの依頼になっていないか。
この図は、公式ポリシーを企画の確認項目に置き換えたものです。
特典がなくても、否定的な口コミを妨げたり、肯定的な口コミだけを選んで募ったりする行為は禁止されています。
割引・プレゼントで集める具体的なNG例
次の例は、実在店舗の事例ではなく、禁止される「投稿と特典の交換」を具体化したものです。
「正直な感想でOK」と添えても、投稿の見返りに特典を付ける設計は避けてください。
| 施策の例 | 問題となる点 |
|---|---|
| 口コミ投稿で会計から100円引き | 投稿と割引を交換している |
| 星の数を問わず、投稿者にドリンクを提供 | 評価の指定がなくても無料提供が対価になる |
| 投稿画面を見せると次回クーポンを進呈 | 次回来店時の特典でも投稿が条件になっている |
| 投稿者だけが景品抽選に参加できる | 抽選への参加機会を投稿の誘因にしている |
| 低評価を削除したら無料サービスを提供 | 削除と特典を交換している |
抽選の例も、Googleが禁止するインセンティブ付き口コミの考え方に照らした判断です。
「全員に景品が当たるわけではないから大丈夫」とは考えず、投稿を応募条件から外しましょう。
企画書では「口コミを書かなくても、同じ条件で特典を受け取れるか」を確認しましょう。
投稿者だけが得をする設計なら、特典と依頼を切り離す見直しが必要です。
違反すると口コミ削除やプロフィール制限のリスクがある
Googleは、違反する口コミの削除に加え、ビジネスプロフィールに制限を課す場合があると案内しています。
公表されている措置には、次のものがあります。
- 一定期間、新しい口コミや評価を受け取れなくなる
- 一定期間、既存の口コミや評価が非公開になる
- 虚偽の口コミが削除されたことを知らせる警告が表示される
これらは必ず一律に適用されるという意味ではありません。
一方で、影響が特典付きの投稿だけにとどまらない可能性は、企画段階で考慮する必要があります。
まず特典付きの募集を止め、店頭POP・配信文・スタッフの案内を修正しましょう。
これは運用見直しの提案であり、停止すれば過去の投稿への措置を回避できるという保証ではありません。
特典なしで口コミをお願いする代替策

特典なしの口コミ依頼に変える3ステップ
特典を用意する代わりに、投稿先を探す手間を減らしましょう。
Googleは、口コミ投稿用のリンクやQRコードを使った案内方法を紹介しています。
ビジネスプロフィールから口コミ用リンクやQRコードを取得する。
星の数や書く内容を指定せず、実際の感想を依頼する。
その場での投稿を要求せず、本人の意思に委ねる。
リンクやQRコードの案内はGoogle公式の方法です。
図の依頼方針も、評価・内容を誘導せず、その場での投稿を強要しないという公式ルールに沿っています。
そのまま使える依頼文
本日はご利用ありがとうございました。
よろしければ、Googleで今回のご利用について率直なご感想をお聞かせください。
投稿は任意です。こちらのQRコードから投稿画面をご確認いただけます。
社内アンケートを併用する場合も、満足度が高い回答者だけにGoogle口コミを案内する流れは避けましょう。
肯定的な口コミだけを選んで募ることは禁止されています。
運用上は、依頼文をスタッフ間で統一し、「投稿画面を見せてください」「星5でお願いします」といった声かけをしないことまで共有しておくと、確認しやすくなります。
口コミ特典についてよくある質問
公式ポリシーには、少額なら認めるという例外は示されていません。
金額ではなく、投稿の見返りになっているかで考えましょう。
投稿の有無で条件が変わらなければ、投稿と特典を交換する施策とは区別できます。
ただし、特典を使って投稿を促す設計にしないでください。
これは公式の禁止条件を踏まえた整理です。
はい。実体験に基づく口コミを、評価や内容に影響を与えずに依頼することは認められています。
投稿の強要や高評価だけを選ぶ依頼は避けてください。
まとめ:特典ではなく、依頼方法を整える
Google口コミは、特典と引き換えに集めないことが基本です。
割引・プレゼントを付けるのではなく、投稿先の案内と中立的な声かけを整えましょう。
声かけや禁止される依頼の違いは、Google口コミをお願いするのはOK?禁止される依頼・特典を解説で確認できます。

